下記のワークショップは無事終了しました。どうもありがとうございました。

絶滅危惧種

オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ

 

20201219日(土)

 

オンライン開催 母島村民会館

【主催】

オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ実行委員会

 

【共催】

(一社)Islandscare、(特非)小笠原自然文化研究所

 

【後援】

小笠原海運()、オガサワラシジミの会、おがさわら人とペットと野生動物が共存する島づくり協議会(おがさわら動物協議会)、(一社)小笠原母島観光協会、小笠原村、(一社)小笠原村観光協会、小笠原村教育委員会、(特非)小笠原野生生物研究会、環境省関東地方環境事務所、(公財)自然保護協会、(公財)世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)、東京都小笠原支庁、(公社)東京都獣医師会、東京都立大学小笠原研究委員会、(特非)どうぶつたちの病院沖縄、299の会、(特非)日本ガラパゴスの会、(一社)日本生態学会、日本鳥学会、日本島嶼学会、(公財)日本野鳥の会、(一社)バードライフ・インターナショナル東京、認定NPO法人バードリサーチ、保全計画専門家グループ日本委員会(CPSG-japan)、ボニンインタープリター協会(BIO)、(公財)山階鳥類研究所、(一社)リアルコンサベーション、林野庁関東森林管理局

(五十音順)

ワークショップ本大会

 

20201219日(土) オンライン開催 (現地では母島村民会館にも会場を設営)

 

 

【プログラム】

830-1000 開会セッション(挨拶・自己紹介)

10001100 全体セッション1(情報共有)

120013:50 ワーキンググループセッション1(目標設定づくり)

14:00-15:00 全体セッション2(目標の発表と優先順位付け)

15:00-16:20 ワーキンググループセッション2(行動計画作成)

16:30-17:30 全体セッション3(行動計画発表)

17:30-18:00 閉会セッション(まとめ)

 

※本大会はIUCN(国際自然保護連合)のSpecies Survival CommitteeSSC:種の保存委員会)の専門家グループの一つであるConservation Planning Specialist GroupCPSG: 保全計画専門家グループ)が実施している、実践的な絶滅危惧種保護計画づくりの手法を使っています。

この手法では、参加者全員が情報を共有しながら保護戦略を作成していくことが前提となっており、本大会の参加者は、事前に参加要請されている講演会かワーキンググループへの出席が必要です。そのため、本大会(1219日開催)のみの参加はできません。 

本大会の結果につきましては、20211月の結果報告会等にて公表いたします。

 

 

【これまでの歩み】

★ワークショップ&グループ会合

922日(火)8301800 専門家ワークショップ

104日(月)13001600 専門家ワークショップ域外グループ会合

105日(火)13001600 専門家ワークショップ域内コアメンバー会合

1111日(水)13001600 専門家ワークショップ感染症グループ会合

 

★講演会&座談会

講演会 「オガサワラカワラヒワ~日本で最も絶滅の危機にある固有の鳥」

1113日(金)19002100 父島島民向け講演会

1120日(金)19002100 母島島民向け講演会

 

座談会「沖縄から学ぶ ヤンバルクイナ保全の現地の取り組み」

1126日(木)19002100 共生社会グループ参加者向け座談会

 

★プレイベント

116日(金)1227日(日) オガサワラカワラヒワ展 母島船客待合所

 

★ワークショップ結果報告会

111日(月)18302030  【島内向け】オガサワラカワラヒワWS報告会 

117日(日)13301630 【島外向け】講演会「オガサワラカワラヒワぜんぶわかっちゃう」

(1/17の詳細は下記参照)


オガサワラカワラヒワ保全計画作りWS・オンライン講演会

「オガサワラカワラヒワ 全部わかっちゃう!」

 

【日時】2021年1月17日(日) 13:30-16:30

【主催】オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ実行委員会

 

【内容】

 オガサワラカワラヒワは小笠原のみに生息する固有の鳥です。この鳥は小笠原の乾性低木林に適応して進化しており、世界自然遺産としての小笠原の価値の一翼を担っています。一方で近年激減しており、「日本で最も絶滅に近い鳥」でもあります。

 2020年9〜12月には100名を超える島民、行政、専門家による保全計画作りワークショップが行われ、保全策が動き出しました。絶滅を回避するためには、多くの人の協力が不可欠です。この鳥の現状と未来を考えるための講演会にご参加いただき、みなさんの力を貸して下さい!

 

【プログラム】

13:30-13:35 挨拶 川口大朗(WS実行委員長)

13:35−14:50 第1部「今までのこと、全部わかっちゃう!」

 「生態と現状:オガヒワ博士養成講座」 川口大朗(アイランズケア)

 「価値:ただの鳥ではありません」 齋藤武馬(山階鳥類研究所)

 「脅威:それは私、とネズミが言った」 川上和人(森林総合研究所)

 「分析:絶滅危機の向こう側」 南波興之(日本森林技術協会)

 「ワークショップはじめました」 川口大朗(アイランズケア)

14:50-15:00 休憩 応援メッセージ上映

15:00-16:00 第2部「未来の計画、全部わかっちゃう!」

 「生息域内保全:最前線はゆずらない」 堀越和夫(小笠原自然文化研究所)

 「生息域外保全:後方支援はとまらない」 鈴木創(小笠原自然文化研究所)

 「社会との共生H:絶滅しそうな鳥と、それを守る島民の物語」 佐々木哲朗(小笠原自然文化研究所)

 「社会との共生S:全世界オガヒワ化計画」 金子タカシ(小笠原村議会)

 「動き始めた保全策:この鳥を救うのは誰だ?」 向哲嗣(アイランズケア)・宮澤りおん(母島)・天谷優里(母島中学校)

16:00-16:20 質疑

16:20-16:30 「未来を作るための確固たる揺るぎない決意」 川口大朗(WS実行委員長)

 

司会:天谷優里(母島中学校) 


1月17日の講演会での質問に対する回答

当日回答したものについては、アーカイブ(https://youtu.be/8IQ0JHq3jmU)を御覧下さい。

なお、回答は2021年2月現在の見解で、今後内容が変わる可能性もあることをご容赦下さい。

 

・生態

【質問】伊豆諸島にはカワラヒワは生息しているのでしょうか。

【回答】 亜種カワラヒワが繁殖しています。ただし、以前に比べると伊豆諸島のカワラヒワは分布が縮小しているという報告があります。

参考:https://db3.bird-research.jp/news/201808-no2/

 

【質問】母島のノネコや属島のクマネズミといった捕食者の個体数はどれほどとされていますか。

【回答】母島のノネコの数はまだわかっていませんがこれまでに島の南部から北部まで、集落から林内まで広く確認されています。このため、100個体以上はいると考えられます。属島にいるのはクマネズミではなくドブネズミですが、こちらも調査が進んでおらず個体数の推定はされていません。今後の課題の1つです。

 

【質問】母島属島の個体群と南硫黄島の個体群にはどれほど遺伝的交流があるのでしょうか。

【回答】オガサワラカワラヒワのDNAを調べた論文では、母島属島と南硫黄島の間で同じハプロタイプが見つかっています。このため、両地域の間で遺伝的交流があるだろうと予想されます。しかし、まだ調べた個体数が少なく、実際の交流の頻度は不明です。もしかしたら、オガサワラカワラヒワがたくさんいた過去には頻繁な交流があったかもしれませんが、今は途絶えているという可能性もあります。

参考:http://www.yamashina.or.jp/hp/p_release/images/20200527_prelease.pdf

 

【質問】オガサワラカワラヒワはどのくらい前に小笠原にすみはじめたのですか?

【回答】 DNA分析の結果からは、他のカワラヒワ亜種と106万年前に分岐していました。その頃に小笠原にやってきたと考えられます。

参考:http://www.yamashina.or.jp/hp/p_release/images/20200527_prelease.pdf

 

【質問】オガサワラカワラヒワのなき声を知りたいです。とおくはなれたばしょからでもできることはありますか?かわいいから、グッズがあったらほしいです。

【回答】オガサワラカワラヒワは、内地のカワラヒワと似た声で「キリリ、コロロ、ビィーン」と鳴きます。「小笠原に行けば誰でもこの声が簡単に聞ける」という状態にするのが保全の目標ですので、ぜひ力を貸してください!

まずは認知度を上げることが必要なので、ぜひ知り合いに向けて情報発信をしてもらえると嬉しいです。保全には資金が必要なので、近い将来に寄付を募ることになるかと思います。その時にもご協力いただけるとうれしいです。

グッズはぜひ開発したいと考えていますが、人手が足りなくてまだできていません。今後にご期待下さい。

 

【質問】属島のドブネズミを駆除すると母島などのクマネズミが侵入しやすくなる危険性はありませんか?

【回答】おっしゃるとおり、ドブネズミがいることでクマネズミの侵入が抑えられていた可能性があり、ドブネズミ駆除でクマネズミが侵入する可能性があります。クマネズミは500mぐらいであれば泳ぐこともできるので、母島から島伝いに移動できる平島では危険性が高いと言えます。ただし、母島から向島、姉島、妹島、姪島に行くには少なくとも2km程度の海を越えなくてはならないので、比較的危険性は低いと言えます。ただし、駆除事業をする際には、侵入がないか丁寧にモニタリングする必要があります。

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/68/2/68_237/_pdf/-char/ja

 

【質問】母島、属島で繁殖する他の種子食の小鳥(アトリ類やホオジロ類)は、ネズミやネコの被害による繁殖への影響は受けていないのでしょうか?同じニッチの他種の状況から、なにか小さなヒントでもあればいいのですが。

【回答】小笠原にはもともと4種の種子食者が繁殖していました。しかし、そのうちオガサワラマシコとオガサワラカラスバトは既に絶滅してしまいました。そして、アカガシラカラスバトとオガサワラカワラヒワは激減し絶滅の危機に陥りました。アカガシラカラスバトは父島の山域のノネコを排除することで個体数が回復しつつあります。オガサワラカワラヒワも捕食者対策が保全のカギになると考えられます。

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/69/1/69_3/_article/-char/ja

 

【質問】ネコとネズミの関係(駆除と増加率など)の具体的例や計算法はありますか。

【回答】海外の研究では、ネコを排除するとネズミが増えたという事例が報告されています。例えば、ニュージーランドのリトル・バリア島では、ハジロシロハラミズナギドリの捕食者となるネコを駆除したところ、外来種のナンヨウネズミが増加し、場所によってはハジロシロハラミズナギドリの繁殖成功度が低下したという例があります。

ネコを排除するとネズミがどの程度増加するかというのは、それぞれの地域の状況によって異なると考えられますが、モデルを利用した研究も進められています。

参考:https://www.researchgate.net/publication/227612450_Cats_Protecting_Birds_Modelling_the_Mesopredator_Release_Effect

 

【質問】南硫黄島の個体群が、南硫黄島固有の種または亜種である可能性はありませんか?

【回答】 DNA分析の結果では、母島属島の集団と南硫黄島の集団は共通の特徴を共有していました。このため、南硫黄の集団は母島属島の集団とある程度交流があると考えられます。

参考:http://www.yamashina.or.jp/hp/p_release/images/20200527_prelease.pdf

 

【質問】ネズミやノネコ以外、例えば猛禽類やグリーンアノールなどによる捕食圧は無いのでしょうか?

【回答】小笠原には在来のタカであるオガサワラノスリがいます。オガサワラカワラヒワの個体数が多かった時代には、この鳥が捕食者となっていた可能性があります。グリーンアノールはこれまでに胃内容分析なども行われていますが、鳥の捕食者となっている証拠は見つかっていません。

オガサワラカワラヒワの個体数が回復すれば、オガサワラノスリによる捕食が生じるかもしれませんが、これは自然の営みの一部として健全な状態と言えます。

 

【質問】よろしければ教えて頂けると幸いです。母島に飛来するオガヒワの採餌対象・箇所をノネコからの被害を受けないようにしていく場合、どのような植物、場所から対策していく事が効果的なのでしょうか?

【回答】この鳥は母島では集落以南の道路沿いや農耕地などで採食する姿が見られます。特定の場所というわけではないので、このエリア全域でノネコの密度を下げる必要があります。また、食物不足や水不足が生じた場合に人工給餌や人工水場の設置を行う場合には、ネコがアプローチできない高さの台の上に設置するなどの工夫が必要です。

 

【質問】ネズミを殺す薬剤は、小笠原のノスリに与える影響等はないのでしょうか?

【回答】小笠原ではネズミ対策でダイファシノン製剤という殺鼠剤がよく使用されています。これは一般的には鳥への毒性は低いと言われていますが、種によっては影響があることが知られています。ただし、これまでのところこの殺鼠剤による影響で中毒になったと考えられるノスリは見つかっていません。だからといって絶対に中毒が生じないというわけではないので、今後も注意が必要です。

一方で、ノスリはネズミを主な食物としているので、駆除によりネズミがいなくなると食物が不足すると考えられます。実際、ネズミ駆除を行った島では、ノスリの繁殖成功度が低下することが知られています。

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/69/1/69_75/_article/-char/ja/ 

 

【質問】オガサワラカワラヒワの移動距離限界はどの程度か?本州まで渡ってくる可能性はあるか?

【回答】北硫黄島ではオガサワラカワラヒワの繁殖集団が絶滅していますが、2000年にはオガサワラカワラヒワでないかと考えられる個体が記録されています。ここから一番近いオガヒワの生息地は南約100㎞にある南硫黄島ですので、100km程度は飛べると考えています。種子を食べる為に島間移動しなければならないので、移動能力は高い可能性があります。とはいえ、本州までの1000kmはなかなか難しいと思います。偶然移動する可能性はゼロではないですが、遺伝的に離れていることを考えると、その頻度は極めて低いと思います。逆に北海道より北にいるカワラヒワ(オオカワラヒワ)などが渡りの時に間違えて小笠原に行く可能性の方が高いと思います。ただし、外見だけではなかなか判別が難しいので、これも今後の研究課題のひとつだと思います。 

 

【質問】ドブネズミはクマネズミほどオガサワラカワラヒワの巣を捕食しないというデータはありますか?

【回答】アーカイブにて当日の回答を御覧下さい。

 

【質問】父島属島のネズミ駆除も合わせて進めることで、自然とオガヒワが繁殖地域にしていく可能性はありませんか?人間が繁殖させるだけでなく、母島属島から硫黄列島に飛べるのであれば、父島属島へも移動できるため、それも視野にいれると良い気がしました。(植物や昆虫類にも関係している気がするため)

【回答】アーカイブにて当日の回答を御覧下さい。

 

【質問】カワラヒワとオガサワラカワラヒワの声に興味があり、違いはありますか?囀りや地鳴きでカワラヒワとオガサワラカワラヒワで違いが見られれば伊豆諸島も含めオガサワラカワラヒワがどこまで移動しているかわかるかもしれませんね。

【回答】アーカイブにて当日の回答を御覧下さい。

 

【質問】南硫黄島での個体数の変化は?南硫黄島では約100個体とのことですが、この数の意味は?環境収容量に近いでしょうか

【回答】アーカイブにて当日の回答を御覧下さい。

 

・体制

【質問】希望があればベイトステーションを漁師や一般市民に配布することはできないか?南部で駆除に進むと、集落にネズミ被害が集中する可能性が高いため。

【回答】 現在は、ベイトステーションの貸し出しは、小笠原村環境課が一部エリアの農業者に限って実施しています。また、農業者には、殺鼠剤の購入費用に対しても補助が出ています。小笠原村一般の方々には、捕獲カゴの無料貸し出しを行っているはずです。

 世界自然遺産管理団体として、野生動物保全事業(ノネコ捕獲など)によって引き起こされた住民生活に対しての影響(ネズミ被害)については対応していくことが、地域連絡会議の村長発言に基づいて着手されています。この数年、集落地区のネズミ駆除作業は、年2回ほど、遺産管理機関の管理地を主体として、村民ボランテイアが加わって実施されていますが、ネズミ駆除効果が現れる期間は大変限定されていると、私は考えています。

 オガヒワワークショップで、継続効果のあるベイトステーションを、今後、農業者全員に配布する行動計画が立案されています。ご提案のように、世界自然遺産管理に係わる集落地域のネズミ管理対策として、漁業者や一般の方々にも、無償配布することは良い施策と考えます。

 ただし、カゴ罠と異なり、ベイトステーションは、殺鼠剤という毒物を野外で使用するネズミ駆除方法なので、安全に使ってもらえるよう、丁寧な使用方法と配慮事項の説明は不可欠です。

 ぜひ、村民として小笠原村などに提言を挙げて頂ければ。

 

【質問】オガサワラカワラヒワについて、環境省の保護増殖事業計画の策定は進んでいるのでしょうか。

【回答】アーカイブにて当日の回答を御覧下さい。

 

・飼育

【質問】域内での飼育検討に関してですが、域外保全と同様に近縁種の飼育から始めるのでしょうか。

【回答】当日の回答が不十分でしたので改めてここでお答えします。

 まず、域外と域内の定義のご説明が不足していました。「域内」は、野生個体群及び生息環境のこととしています。「域外」は(野生ではない)飼育個体群こととしています。つまり、島内=小笠原か、 島外かという場所の区別ではなく、飼育であれば小笠原でも東京でも「域外」の取り組みになります。

 その上で、小笠原における域外飼育では、スズメ目の小鳥での練習は予定していますが、オオカワラヒワやカワラヒワを持ち込んでの飼育は現在のところ目途されていません。このあたりも含めて、域外・域内で専門家によるスペシャルチームをつくり、検討をしながら進める予定です。

 

【質問】雛を捕獲して人手で飼育した後に放鳥する手法についてお尋ねします。他種での実績に基づくなどの根拠があるものと思いますが、人手で飼育された幼鳥がいきなり放たれた野生環境で生き残れるのでしょうか。

【回答】当日の回答への補足です。まず、幼鳥の捕獲や、人手での飼育は現在計画にありません。3年間で目指している最初の段階は、まず、「人が飼えることの確認」となりました。そのための捕獲対象は、すでに自立的に生きている若鳥とされ、時期・場所も、若鳥のネコの捕食リスクが高まる可能性が高い、夏の母島と限定されました。それらの若鳥についても、無理のないリリースになるように検討、設計して進める予定です。

 このように、現時点では、まずは「人が飼える(餌付く)ことの確認」、その次「継続的に飼えることの確認」、行ければ「域外での繁殖成功(まず1事例)」というプランになっています。これが3年間で、目指している内容です。

3年間でここをクリアできれば、次の話合いを経て、域外個体群の中で生まれて、自然育雛された個体(人工育雛でなく鳥が育てた個体)の放野、を検討するステージに入れると思います。

 

・アーカイブ

【質問】当日、仕事なので見れないのですが、見逃し配信はあるでしょうか。 まては、娘に家で参加してもらい、ズームの録画をしてもらってもいいでしょうか。

【質問】アーカイブ等あとから閲覧することは可能ですか。可能ならその情報を拡散してもよいですか。

【回答】アーカイブを用意できましたので、ぜひこちらをご覧ください!

https://youtu.be/8IQ0JHq3jmU

 

・寄付・応援

【質問】取組に協力させて下さい!自分はグッズ買うことで協力出来るかなと思いました!でもかっこいいロゴのかっこいいTシャツとかはないんですか?あれば買います。着ます。

【回答】ありがとうございます。

グッズや、寄付の返礼品については、現在作成する方向で進めています。

また、準備ができましたら、MLやHPで広報しますので、その際には是非ご協力を宜しくお願いします。

 

【質問】この活動またはオガヒワの会への寄付金の受付窓口はありますか?小笠原自然文化研究所さんの会員、賛助会員などはHPで判りましたが、母島のアイランズケアーさんはHPに掲載されていないようです。

【回答】ありがとうございます。現在、寄付の受付準備をしております。準備が完了しましたら、オガヒワの会のウェブサイト(https://ogahiwanokai.jimdofree.com)などでお知らせいたしますので、宜しくお願いします。

 

【質問】オガヒワグッズの通販等は行われますか?(クラファンに先行してステッカー等の販売があると嬉しいなと)

【回答】ありがとうございます。現在、HPを作成し(https://ogahiwanokai.jimdofree.com)、オガヒワグッズについても通販、もしくは寄付の返礼品として前向きに検討しております。ステッカーなどの製作も前向きに検討中です。

宜しくお願いいたします。 

 

【質問】オガヒワを守るために、本土にいても何かできることはありますか?

【質問】島外から協力、支援できる方法があれば知りたいです。

【回答】まだ準備中ですが、クラウドファンディングなどで保全のための寄付を募りたいと考えています。準備が整いましたら、あらためてウェブサイトやツィッター、講演会などで告知しますので、ご協力をよろしくお願いします。

また、多くの人にこの鳥を知ってもらうことはとても大切なことです。知り合いの方たちにオガサワラカワラヒワの現状を伝えていただければ、それは保全のための大きな力になります。

 

・お願い、その他

【質問】オガヒワの会のMLに加えていただくにはどうすればよいですか?

【回答】詳細はオガヒワの会のウェブサイト(https://ogahiwanokai.jimdofree.com)を御覧下さい。

 

【質問】子どもWSで川上さんがつけているマスクはどこで売ってますか?手作りですか?

【回答】手作りのものを知人からいただきました。

 

【質問】絶滅回避のために、待ったなしの状況。早々に対策を進めていきたいと、コロナ下をおしての会運営など、お疲れ様でした。今回、コロナということで、本来のPHVAの形では、できなかった事・・参加者が膝つき合わせる事ができずオンラインでの話し合いでの開催であった事、時間の設定が変更せざるを得なかった事などなどを振り返り、そのようなやり方の中で終えてみた結果、、思うような話し合いを達成できたかどうか、新しく良い点の発見や反省点などもあれば、川口さんにお聞きしたいです。・・例えば、本来なら2〜3日の合宿で、参加者が、日を追って現地で考えを深め、話し合いをどんどん詰めていく事が、今回は1日開催の数時間のワークショップで有効にできただろうか??という事や、生息地での開催ができなかった事で、その問題が起きている現場を参加者が自分で感じる事ができない人もいるなかでの議論について、・・・終わってみて、どのような課題や感想をもちましたか。率直なところをお伺いしたいです。

【回答】本来の皆が集まる形式のPHVAワークショップに参加したことがないので、比較して答えることができませんが、コロナ禍において、100名以上が関わってオガサワラカワラヒワの保全計画が策定できたことは、非常に大きな成果です。課題もあるのかもしれませんが、今は皆で決めた保全計画を信じて、一つ一つ実行に移していくことに集中していきたいです。

 

【質問】小笠原を訪れるバードウォッチャーに対して、留意点やお願いなどはありますでしょうか。

【質問】堀越先生の目標2.情報収集のスライドにありました「バードウォッチャーによる攪乱の影響の配慮」とはどのような意味でしょうか

【回答】アーカイブにて当日の回答を御覧下さい。